島根県吉賀町の学校給食七日市共同調理場で13日に調理したツナサラダから包丁の破片が見つかった問題で、同町教委は14日、未発見だった破片とみられる金属片が吉賀中の3年男子生徒の体内から発見されたと発表した。生徒は益田市内の病院に入院している。
町教委によると、破片は横6ミリ、縦2ミリの長方形。生徒は13日夜、吉賀町内の病院で精密検査を受け、胃に破片があることを確認した。この生徒は13日午後0時半ごろ、給食のツナサラダに横1・5センチ、縦2ミリの金属片を発見。誤って口に入れたが、すぐに吐き出していた。欠損部分がすべて見つかっていないことから、町教委が昨夜、生徒に精密検査を受けるよう指示していた。