今朝の日経より、、、
民主党政権、、デフレ対策で財政政策を強化するとのこと。
日銀・白川総裁は、金融政策のみでのデフレ脱却は困難との認識。
デフレ脱却のためにデフレに成りにくい経済構造に=外需主導から内需主導へ、、とのこと。
、、、お馬鹿です。
●資本移動が自由化したグローバル経済では、先進国における財政政策はデフレを却って深化させる(マンデルフレミング)。
過去20年の日本の経験からもこれは明白。
景気対策としての財政出動(公共投資)は、需要の薄いところに過剰供給を積みますだけの結果に終わる。 事後、大きなデフレ圧力になる。
●金融政策のみでデフレ脱却困難、という日銀見解は、デフレ脱却の金融緩和を十分やらない、と言っているに等しい。
金融政策でデフレ脱却困難ならば、リーマンショック後、ショック震源地の欧米はデフレのままでなければおかしいが、実際はそうなってない。
一方、なぜか、リーマン震源地でない日本だけデフレ継続である。
つまり、恐慌震源地であろうと、金融政策でデフレ脱却は速やかに出来るし、その逆に恐慌震源地でなくとも金融政策でデフレにし続けることも出来るのです。
すなわち、デフレ、インフレは金融政策のみでコントロール出来るのです。
●外需主導では円高に成りやすい=デフレになりやすい、、というのが民主党の論理らしいが、これもお馬鹿。
外需主導でデフレになりやすいならば、中国経済(韓国経済も)は巨大デフレであり続けねばおかしい。
しかし、実際はその逆。
実際は、金融緩和=金余り=インフレ=通貨安=外需主導、、であり、外需主導経済なほどデフレになりにくいのです。
、、、、民主党政権とその経済(音痴)ブレーンは救いがたいほどお馬鹿です。