爆発二度と…東ソー改善調査

arama-さん

 爆発、炎上事故を受け停止中の塩ビモノマープラントの改善計画を審査するため、山口県と周南市消防本部、経済産業省は10日、周南市開成町の東ソー南陽事業所を立ち入り調査した。

 監督官庁の県、市消防本部、経産省中国四国産業保安監督部の担当者計6人が訪れ、東ソーが運転再開を目指して改善計画を出した第1と第3プラントを現地で調査。事故のあった第2プラントとの設備の違いや、塩化水素塔に自動停止装置を設ける設備改善、運転マニュアルの見直しなどの対策について東ソーの担当者に説明を求めた。

 県防災危機管理課の吉賀俊雄産業保安班長は取材に「適正に対策をとってもらうため、改善計画を厳正に審査する。必要があれば改善点を追加して求めていく」と話した。

 東ソーは監督官庁の承認を得て設備改善の工事に入り、第1プラントは5月、第3プラントは6月にも再開させる方針。

arama-さんのブログ一覧