東日本大震災の津波で流された日本の漁船が太平洋上で漂流している問題で、アメリカの沿岸警備隊は他の船が安全に航行するためとして、漁船を撤去する方針を決めました。
漂流しているのは全長およそ５５メートルのイカ釣り漁船で、５日朝の時点でアラスカ州・シトカの南方沖およそ３００キロ付近を１時間におよそ１．６キロのスピードで北上しています。
この漁船は青森県八戸市の港に係留されていましたが、東日本大震災に伴う津波で流され太平洋を漂流。先月２０日ごろ、カナダのブリティッシュコロンビア州沖で発見されました。
これまでアメリカの沿岸警備隊が追跡し警戒を続けていましたが、周辺の海域は船の航行が多いうえ、夜間は漁船に照明がなく衝突事故につながる危険があることから、沿岸警備隊は漁船を撤去する方針を決めました。周辺にカナダの漁船がいることからこの船に協力を求め、５日にも漁船をえい航する方針で、できない場合は漁船の燃料が流出しないかなど安全を確認したうえで、機関砲を使って沈没させる予定です。（06日05:34）
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おはようございます。
にゅーすを聞きまして
どうらや漂流していた漁船は砲撃で撃沈されたようですね。？
心につまる思いもありますが
やはり舵取りのいない船は、安全ではないのでしょう。
