
竹や板、浮きで作った釣り専用のいかだが1日、山口県周防大島町の片添ケ浜にお目見えした。「周防大島の自然を満喫してほしい」と近くのホテル従業員や漁師たちが協力して発案。地元で海の家などを経営するレストハウス「NAKAO」=中尾勇さん(68)経営=が運営する。
いかだは、ホテル&リゾートサンシャインサザンセト近くにある。縦4・5メートル、横36メートル。地元の漁協の許可を得て堤防と連結して浮かべた。メバルやアジ、タイなどが狙えるという。
利用は、サンシャインサザンセトで受け付ける。餌付きで釣り具一式とライフジャケットを1人1500円で貸し出す。釣り具を持ち込む場合は入場料700円。ホテルの宿泊者を対象に、釣った魚をレストランで調理して食べることもできる。調理代は500円。
営業時間は午前9時から日没まで。風や波の状況によっては立入規制をすることもある。6月下旬~8月の海水浴シーズンは閉鎖する。
【写真説明】周防大島町片添ケ浜に1日にお目見えした釣り専用のいかだ