坂本彰さんのブログ

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積極的投資タイプについて

前回のブログの続きです。


今回は積極的投資の種類について書いていきます。


市況関連株、景気循環株


市況関連株、景気循環株は景気に左右されやすい
業種の株のことです。


具体的には自動車産業などになります。


10年スパンのチャートを見てみると、日本を代表するような
大企業でも、株価が大きく動いているのがわかります。


ある年には純利益が数千億円でも、1年後の純利益は数千
億円の赤字になる、かなりダイナミックな値動きのタイプです。


そして、株価が大きく下げているときは、決まって不景気時に
なります。


景気の底で掴むことができれば、株価は数年で何倍にもなります。


タイミングを上手く掴むことができれば、大きな利益を手にする
ことが可能ですが、投資タイミングのアドバイスとして焦らない
ことが大切です。


大きな果実になるには、保有して数年かかると思って間違い
ありません。


その間、色んなこと、時には株式市場が大パニックになる時も
ありますが、耐えることができるかどうか?


信念と忍耐が試される種類の投資先です。


業績回復株


今季は赤字決算だが、来期以降黒字に転換しそうな会社、もしくは
低迷していた会社の業績が戻ってきそうな株のことを言います。

こういった会社は、前期決算時との変動幅が大きいため、投資家の
注目が一気に集まりますし、黒字決算額が大きければ大きいほど
株価も一気に上がります。


こちらも、会社四季報の業績欄、過去の業績推移から判断できます。


赤字会社の場合、株価が100円以下のボロ株もあります。


そういった会社が黒字転換しただけで、マーケットの評価が一気に
変わり、株価が数倍まで上がることも珍しくありません。


しかし、最終的に倒産する会社もありますし、その株を保有
していたら、価値はゼロになってしまいます。


このタイプの株はリターンが大きい反面、ゼロになるリスクも
あるため注意が必要です。


また、有利子負債も多い会社が大半で、保有するリスク、
ストレスは高くなります。


材料株

日々のニュースで話題になる株のことですが、初心者が手を出す
株ではないと思います。


日々のニュースがどう動くかもわかりませんし、明日の株価予想
すら難しく、中・長期狙いは賭けに近い対象です。


大儲けできる株でもあり、魅力を感じる人が多いのですが、現実は
トントンどころか、利益を出せて少額、逆に損をすると大金を失う
投資対象ではないでしょうか?


手を出さないほうが無難ですし、私もこの株にはノータッチです。


成長株


成長株とは、文字どおり、前年にくらべて売上、利益がとにかく
伸びている企業のことを指します。


売上が伸びている株は投資本やニュースでも目立つため、
見つけるのは比較的簡単です。


会社四季報では、業績欄の売上高推移から成長株の判断ができます。


成長の伸び率が高ければ高いほど、株価も連動して上げ基調と
なりますが、一転して成長率が下がると株価は急落します。


期待が高い分、株価も高めなので、失望された時、一気に見切り
売られてしまうのです。


例え売上高や利益が前年比で横ばいでも株価が下落していくので、
早め早めの決断が迫られます。


投資初心者には意外と取り組みにくいタイプで、よく調べずに
長期投資を狙うと、期待とは裏腹に塩漬け株になりやすいため、
のんびり気長に保有しようというタイプの株ではありません。


http://saig.livedoor.biz/archives/2419915.html

 

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