アテネと北京オリンピックで金メダルを獲得した王者、北島康介選手が復活、オリンピック3連覇に向けてロンドンの切符を手にしました。
嵐吹き荒れる中、会場に到着した北島康介選手。北島選手、王者の貫禄を見せるのか。一発勝負の100メートル決勝。大舞台になればなるほど強さを発揮する北島選手は、序盤から早くも飛び出します。
前半の折り返しはなんと世界記録ペース。隣を泳ぐ立山が徐々に追い上げてきますが、北島選手のスピードも落ちません。やっぱり北島選手はすごかった。世界記録には届きませんでしたが自らの日本記録を更新し、優勝。ロンドンへの切符を手にしました。
(Q.日本新記録について?)
「きっと五輪(への気持ち)がそうさせてくれた。今年は強い自分でいたいという気持ちが、100分の1秒更新できたと思う」(北島康介選手)
(Q.北島さんの思う五輪の魅力は?)
「魅力?これ(きょうの泳ぎ)見たら分かると思います」(北島康介選手〔ロンドン五輪代表内定〕)
女子100メートルバタフライでも、加藤ゆか選手が日本新記録を出して優勝。2大会連続のオリンピック出場を決めました。(03日21:26)
北島選手復活、日本新でロンドン五輪へ