大阪市の不適切行為を調査する第三者チームが、去年の市長選で副市長らが現職だった前の大阪市長を市役所ぐるみで支援していたと指摘しました。
大阪市の調査チームの野村修也特別顧問は、橋下市長に最終報告書を手渡しました。
報告書では、去年の市長選挙をめぐり、当時の副市長が「維新も過半数を制し切れていない。区長がその気でやっていただかないとダメ」などと、平松前市長に有利に働くよう、区長に地域団体との関係強化を指示していたと指摘しました。
「市役所、労働組合、市長、地域団体の関係が、やはり正常ではない」(大阪市 橋下徹市長)
橋下市長は、これで調査を終了し、公務員の政治活動について条例を作ってルール化したいとしています。(03日05:09)