株価指数は小幅高だが、内容は良くない

優利加さん
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先週金曜日の米国株は高安まちまちとなった(DJIA +66.22 @13,212.04, NASDAQ -3.79 @3,091.57)。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が534に対して、下落銘柄数は1.038となった。騰落レシオは103.15%へさらに低下し、過熱感が無くなってきた。東証1部の売買代金は1兆3349億円。

TOPIXも日経平均も小幅高となったが、どちらも陰線で終え、決して強そうではない。日銀短観の内容が市場予想よりも悪かったが、これが金融緩和期待を高め、結果として株式相場、特に株価指数にはプラスに働いた感がある。終値としては少しだけ高くなったが、内容は良くない。もしこのまま下げれば2点天井を形成し、さらに上昇トレンドラインが崩れ、売り圧力が高まることになる。

TOPIX +2 @856
日経平均 +26円 @10,109円

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