電気自動車(EV)の技術開発を産学連携で進める新興企業「シムドライブ」が、1回の充電で351kmを走れる第2号試作車「シム・ウィル」を発表したそうです。
各車輪にモーターを内蔵して動力の効率を高めたほか、ドアに繊維強化プラスチックを使って重量も軽くしたそうです。
1回の充電で走れる航続距離は、昨年発表した1号試作車より3割程度伸びたそうで、日産自動車のEV「リーフ」の2倍近くにあたり、ガソリンに換算すると1リットル当たり60km以上走る計算だそうです。
電池など走るための部品をすべて床下に置く構造で、高級車並みの室内の広さを実現したそうです。
開発には、東レや旭化成、クラレ、タカタ、仏自動車大手プジョー・シトロエン・グループや独自動車部品大手ボッシュなど内外の34団体が参加したそうです。
シムドライブは試作車の開発のみを行い、生産や販売は他の企業に委ね、2014年頃の量産化を目指すとのことです。
量産すれば、200万円以内での販売も可能だそうです。
これぐらいの値段なら、買いたい人はたくさんいそうですね。