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NEC 勝負に出た!





UPDATE2: NEC 6701.T が米コンバージズ CVG.N の通信会社向け支援事業を買収 約370億円で




12/03/22 20:21




 [東京 22日 ロイター] NEC <6701.T> は22日、アウトソーシングサービス世界大手の米コンバージズ <CVG.N> の通信事業者向け事業支援システム(BSS)事業を4億5000万ドル(約370億円)で買収すると発表した。買収手続きは12年4―6月に完了する予定。    世界各国の通信事業者は、スマートフォン(高機能携帯電話)の急速な普及に伴うデータ通信の急増を受け、新たなサービスによる収入増やネットワーク事業運営の効率化につながるソフトウェアやサービス分野などへの投資を拡大させている。NECは今回の買収により、同分野での成長が見込めると判断した。     NECはコンバージズのBSS事業と2008年に買収した運用支援システム(OSS)事業を手がける米子会社ネットクラッカー(マサチューセッツ州)を統合させ、16年をめどに関連領域の年間売上高を現在の倍増となる800億円に拡大させ、世界シェアを現在の約7%から10%に引き上げたい考え。     会見した遠藤信博社長は、買収後のネットクラッカーは年20%の売り上げ成長と2桁の利益率を確保し、顧客数も50社から70社に増加しているが、「もっと広がりが欲しい。それが今回の買収の一番の大きなきっかけ」と述べ、「OSSとBSSのトータルでシステムをサポートしてほしいという顧客からの要望が強まっており、両事業の一体運用でその要望に応えたい」と語った。     また遠藤社長は、買収資金は内部で調達し、買収に伴うのれん代については「5年程度での回収を考えている」と述べた。買収による来年度の収益上乗せに関しては「のれん代の償却を含めてほぼゼロ」との認識を示した。NECは5年かけて投資回収する方針。海外売上高比率を現在の約17%から早期に25%へ引き上げる目標を掲げており、今回の買収を機に海外事業を加速させる。     コンバージズのBSS事業は1983年に設立。北米を中心にビジネスを展開、課金管理、顧客サポート管理、利用料収入管理などの基盤を提供している。米AT&T <T.N> や英ブリティッシュテレコムなど世界に150社以上の通信事業者を顧客に持つ。社員数は約2500人で、11年度の売上高は3億2900万ドル、営業利益は3700万ドル。

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