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エルピーダ 破綻の真相


2月27日に会社更生法の適用を申請したエルピーダメモリ。「日の丸半導体」とも呼ばれた国策会社は、なぜ破綻に追い込まれたのか。エルピーダの坂本幸雄社長、取引銀行団、経済産業省が疑心暗鬼の“三すくみ”に陥ったことが、最大の原因だった。http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120317/biz12031718010008-n1.htmエルピーダの坂本社長は昨年12月ごろから進めていた同業で世界4位の米マイクロン・テクノロジーとの提携交渉を急いだ。だが、2月3日につき合いの長いマイクロンのアップルトン前CEOが飛行機事故で死去し交渉は停滞。坂本社長は、提携の覚書による借り換えを求めたが、政投銀はあくまで最終合意を譲らなかったという。「外資との提携を快く思わない経産省と政投銀が手を組んで倒産させ、日本企業に売却するシナリオを描いたのでは」。メガバンク関係者は今も不信を募らせている。http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120317/biz12031718010008-n2.htm「あることないこと吹聴し、さんざん振り回された」。政投銀の坂本社長に対する不信も頂点に達していた。ならば禁じ手ともいえる民間企業の救済と決別するのか。それとも政府が救済する企業と切り捨てる企業を線引きするのか。日本航空は法的整理の上で、公的資金を投入した。東京電力は法的整理をせずに公的資金を出す。産業政策は方向性を見失った。 エルピーダは、坂本社長が続投する「DIP型」と呼ばれる手法で再建を目指し、4月中に再建スポンサーを決めたい意向だ。だが、銀行団は「身から出たさび」と協力する気はさらさらない。経産省も「裁判所の管轄なので触れない」と人ごとだ。http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120317/biz12031718010008-n3.htmエルピーダ株情報http://nji.diary.to/search?q=%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%80http://nji.diary.to/search?q=%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%80
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