旭化成は、米大手救命救急医療機器メーカー、ゾール・メディカル社を買収するそうです。
買収総額は22億1000万ドル(約1820億円)で同社の買収案件では過去最大だそうです。
今後は新しい中核事業として、医療関連事業を国内外で増強するようです。
ゾール社は米ナスダック市場に上場しており、旭化成が米国で設けた子会社を通じ1株93ドルでTOBを実施し、発行済み株式全てを取得するそうです。
ゾール社の経営陣は買収に賛同しており、成立後、ゾール社は旭化成の連結子会社となるそうです。
ゾール社は、電気的なショックを与えて心臓の働きを戻す自動体外式除細動器(AED)など生命蘇生技術に強みを持ち、2011年度の売上高は5億2370万ドル(約430億円)だそうです。
売上高の4倍以上の価格での買収なんですね。
資産がどれぐらいあるかわかりませんが、のれんがけっこうありそうですね。