週末9日㈮に日経平均は久方ぶりに1万円を回復し、兼ねてからの円安傾向も相まって市場は楽観ムードかと存じまする。週明けは当然1万円越えを皆期待したいところでござりまするが、勝って兜の緒を締めよというように、チャートをおさらいしておきたいと存じまする。
日経平均の指標は以下の通りでござりまする。
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[3/9㈮の指標]
○日経平均
・株価: ¥9,929.74 (+160.78)
・25日移動平均乖離率: +5.3%
・騰落レシオ: 142.70
・RSI: 73.4
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相変わらずの買われ過ぎ指標ながら、金曜の日足チャートでやや気になる点が以下にござりまする。
① 日経平均(画像左)ローソク足は窓開け上髭と、天井サイン
② 9日㈮の日経平均出来高急増(大口が利確した?)
③ 紐育ダウ(画像右)は下げ三法(高値圏で大きく下げた後3日続けて陽線出るも元の高値を抜けず)になる恐れあり
幸い週末の紐育ダウやシカゴCMEは堅調だったので、週明け月曜の寄りは高く始まるかと思われまする。月曜に注目すべき点は、ズバリ日経1万円を越えて来るかどうか。また陽線で終わることができるかでござりましょう。
1万円の壁は容易に打ち破れるとの楽観視はし難く、株価がここで跳ね返されるようだと、上述3点の懸念事項より、暫し調整が入る可能性があるかと存じまする。
ただ、移動平均線は上向きであり、調整が短期で軽く済むようなら、引き続き上昇相場と申せるかと。今週は長期の銘柄はホールド、短期の銘柄は一部利確と考えておりまする。
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料理日記を期待された皆さま、来週までお待ちを…え?誰も待ってない?(^^;