コンパスさんのブログ
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幼児の熱は水風呂で冷やす、資産の毀損は貨幣の供給で、
もう36年前の話ですが、私の妹が、米国に住んでいた時、一歳の娘が夜中に熱を出し、掛り付けの医者に相談したところ、水風呂に入れて、熱を下げろ、との指示でした。半信半疑でそのとうりしたところ、熱は下がったそうです。米国はリーマンショックによる資産の大暴落を、大きな財政出動と貨幣の供給で、景気を立ち直らせつつあります。資産の毀損には、貨幣の供給で応えたわけです。FRBは、空前の規模の、貨幣の市中への供給で、資産の暴落に対応し、未だ、住宅価格は持ち直してはいないようですが、企業は立ち直り、雇用も上向き、NYは4年数か月ぶりの高値を漬けました。NASDAQにいったては、11年ぶりの高値をつけました。米国の、素早く、大胆な決断とリーダーシップが、世界を恐慌から救ったといえます。当初疑問視し、批判していた人も、いまや、FRBの政策を認めています。それに対して、日銀のここ20年の対応はどうだったか、あまりにも、ツーレイト、ツースモウルだったのではないか、と考えます。ここ20年のデフレ、経済の低迷は日銀の政策に依るとかんがえています。
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