内閣府が発表した2011年10月から12月期までのGDP=国内総生産の改定値は、設備投資の増加などで、年率換算で前の3か月に比べ速報値から1.6%増加し、上方修正となりました。
内閣府が発表した2011年10月から12月期までのGDPの改定値は、物価の変動を除いた実質で前の3か月に比べ0.2%減のマイナスでした。これを年率に換算するとマイナス0.7%で、速報値のマイナス2.3%から1.6%増加と改善し、上方修正されました。
項目別では、設備投資が、自動車や産業機械などの生産や設備の投資が増加したことで4.8%増と、速報値の1.9%増から上方修正されたほか、個人消費が0.4%増となり、速報値の0.3%増から改善となりました。
内閣府は「2四半期ぶりのマイナス成長ではあるが、総合的に見ると景気は緩やかな回復基調にある」としています。(08日16:38)