映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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底堅い

週末の日経平均は、9,777.03+69.66雲、基準線、転換線の上、ボリンジャープラスσの上、MACD上昇、RCI天井。予想に反して、下髭を出し、底堅い動きだ。外部環境がこのも落ち着いていれば、値幅の調整は、あまりなく、もっぱら日柄の調整ですむかもしれない。月足でみると日経平均は、9771の月足基準線を辛うじて超えたところにあるが、長期の節目であり、この辺りに抵抗が強そうだ。これを綺麗に抜けてくれば、長期の基調も転換することになる。月足のボリンジャーもプラスσ上にきており、月足のMACDは、シグナルを上に抜け、月足のRCIも上昇しており、目先は、ある程度の調整が入る可能性があるが、長期の基調も間もなく転換する可能性が高まっている。

ダウは、12,977.57-2.73雲、基準線、転換線の上、ボリンジャープラスσ近辺、MACDRCIは下落。目先は、上昇の勢いが衰えつつあり、調整入りの可能性が出てきている。

ドル円は、81.8。雲、基準線、転換線の上、ボリンジャープラスσの上、MACD上昇RCI天井。依然としてドル高円安基調が続いている。円ドルレートも月足をみると、転換線を上抜けており、月足のボリンジャーもプラスσの上にある。月足MACDも月足RCIも上昇しており、月足の基準線85辺りを抜けてくれば、長期のトレンドも転換する可能性が出てきている。

ユーロ円は、107.95。雲、基準線、転換線の上、ボリンジャープラスσの上、MACDは天井RCIは下落。ユーロ高基調が続いているが、勢いは衰えつつある。頭打ちから調整に入る可能性が高い。

VIX指数は20を切り、イタリア国債の利回りも5%台と落ち着いている。ここから見ると、欧州の債務危機は、一段落していると思われる。一方、アメリカの失業率は、着実に低下してきており、民間部門の雇用者も増大傾向をたどっている。住宅販売は、まだ弱いが、消費もそこそこ堅調であり、アメリカの景気は、確実に上向いていると思われる。イランの核開発を巡る地政学的リスクや、原油高等リスクはあるものの、このままアメリカの景気回復と、為替の円安傾向が、続くのであれば、東京は、堅調な地合いが続くことが期待される。現在の月足の基準線の水準での売り物をこなすことができれば、さらに、上を目指す可能性も期待できよう。
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