日本初のＬＣＣ＝格安航空会社の「ピーチ」が１日から開業しました。関西空港には札幌行きの一番機に乗ろうと、航空ファンが詰めかけました。
格安航空の「ピーチ」は、関空と札幌・福岡を結ぶ国内２路線で、料金は札幌までの最安値が４７８０円、福岡なら３７８０円で、残りの座席数などに応じて価格が日々変動するのが特徴です。
「一番高かった時なんで、（札幌まで）片道１万４０００円」
「行って帰って手数料入って、往復９９８０円（片道４９９０円）」（乗客）
１日は、午前７時発の札幌行きの一番機に乗ろうと、早朝から多くの航空ファンが詰めかけました。一時、搭乗手続きのシステムが動かなくなるトラブルがあったほか、殺到したメディアへの対応などの影響で、出発に最大１時間の遅れが出ました。
「新しい時代の幕開けです。身近になった空の旅を楽しんでもらいたい」（Ｐｅａｃｈ 井上慎一ＣＥＯ）
また、運賃を安くする分、手荷物を預けると別料金がかかったり機内サービスはすべて有料など、他社のサービス内容とは大きく異なっています。「ピーチ」は今年中に長崎など国内３路線、ソウルなど海外３路線を新たに就航させる予定です。（01日11:36）
