バーナンキFRB議長の証言

yoc1234さん
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バーナンキFRB議長の証言
2012年02月29日

この情報をやや前向きでないととらえ、ロンドンなど下げた。ただ、GDPや雇用は改善が急であり、企業業績も急回復しており、急激なドル高を抑える意図も感じられる会見だったが、ECBの3年物オペの前にはユーロ安になった。(Y)


 [ワシントン 29日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は29日、下院金融委員会で経済・金融政策に関する半期に一度の証言を行った。議長の証言要旨は以下の通り。

  

 <経済見通し>

 米経済の回復は続いているが、拡大ペースは一定でなく、歴史的水準と比べると緩やかだ。実質国内総生産(GDP)は昨年上半期にわずかに増加した後、下半期に年率で2.25%増えた。

 2012年の情報は限られているが、今後の数四半期は昨年下半期のペースに近い、あるいはそれをやや上回るペースで成長が続くことを示唆している。

 

 <最近の労働市場の改善>

 過去1年間の失業率は、経済成長が長期トレンドと同じか下回る水準だったとみられることを踏まえると、予想よりもやや速いペースで低下した。労働市場の改善継続には、最終需要と生産のさらに強い伸びが必要となる公算が大きい。

 最近の指標は改善しているものの、労働市場は依然として正常な状態からはほど遠い。失業率は高止まりしており、長期失業は過去最高水準付近にとどまっている。経済的な理由でパートタイム勤務をしている労働者は非常に多い。

 

 <失業率見通し>

 2012年の生産の伸びが長期トレンドに近い水準にとどまるとの見通しを踏まえ、連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーは、失業率が年内にさらに著しく低下するとは予想していない。

 来年以降の失業率については、FRBの責務と一致する水準に向け、緩やかなペースでの低下にとどまるとFOMCメンバーは予想している。

 

 <労働市場と最終需要に関する指標が示す異なるシグナル>

 労働市場と最終需要・生産に関する最近の指標が幾分異なるシグナルを発していることを踏まえると、景気回復の基調的なペースを判断するために、今後発表される情報を見極めることが極めて重要だ。

 

 <FOMCの示すFF金利目標レンジの意味>

 フェデラルファンド(FF)金利誘導目標の目標レンジは引き続きゼロ─0.25%であり、FOMC声明におけるフォワードガイダンスの文言は、FOMCがどの程度の期間にわたりこのレンジが適切とみているかを示唆している。

 

 <FRBのバランスシート>

 FOMCはFRBの保有証券の規模と構成を定期的に見直しており、物価安定という文脈の中で景気のより力強い回復を支援するため、保有証券を適宜調整する用意がある。
6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
yoc1234さん

walterさん

 

主力株が動くと、小型株はさえません。

 

相場全体は出来高が多く、いいのでは。

 

5月までこのままなんでしょうか?

walterさん

おはようございます。

 

せっかくの円安もという感じのバーナンキさんの発言ですが

意図を詳細に説明していただきありがとうございます。

 

持ち株の調整が続いておりますが、しばらく耐えなければいけないかな?

 

今日もよろしくお願いいたします。

 

yoc1234さん

円安で飛び起きて、利益確定。

 

眠たいです。

kattanさん
バーナンキさんの分円安でカバーだな?
yoc1234さん

ピーマンショック!さん
円安になっていて、輸出産業は人気化。

原油が下げ基調で、少し安心。

 

イラン次第ではえらいことに。

 

北朝鮮の問題は一旦解決に向かいそうですが、米国は騙されていると思います。

yoc1234さん おはようございます。

 

NYさげたので、日経も重いと思いますが、そう大きくは下げないように思います。

 

今日も日経強いかも?

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