ゆめかいびとさんのブログ

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【文庫本というより科学誌!?】日本古代史を科学する

「日本古代史を科学する」という本を偶然、本屋さんで手にして、ぱらぱらと見た感じ面白そうだったので読んでみました。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
著者は、中田力(なかだつとむ)さんで東大医学部卒業、2002年より、新潟大学脳研究所・総合脳機能センター長に就任されています。
そんな理系の博士が、日本古代史を科学的に分析された一書です。
 
なかでも、邪馬台国の所在地については、今でも「九州説」、「畿内説」など色んな意見が交わされていますが、この書では、何のしがらみもなく、グーグルマップを使って、当時の海岸線に補正した上で科学的に「宮崎平野」に存在する!と結論付けられています。
また、これに対しては、色んな意見はあるかとは思いますが、読んでいてググッと引き込まれて面白いです。
「文庫本」というより、「科学誌」と云っても良いと思います。
 
以下、アマゾンHPより


内容紹介
古代史の秘密がいま解き明かされる。この本は、日本古代史の常識とタブーに挑んだ、ある自然科学者の知的冒険の書である。
「魏志倭人伝」に描かれた邪馬台国はどこにあったのか。女王・卑弥呼とはいったい誰なのか。日本最古の歴史書といわれる『古事記』や『日本書紀』に描かれる様々な神話をどう読むのか。神武王朝は果たして存在したのか。神武の東征は実際になされたことなのか。出雲はなぜ国譲りにたやすく同意したのか。神功皇后の九州遠征が意味するものとは。継体王朝の即位は何を意味したのか。
医者であり、また歴史に造詣の深い著者は、自然科学者の「眼」で、こうした謎をひとつひとつ解きほぐしてゆく。Y染色体が示す日本人のルーツをめぐる最新の知見と歴史書の読解をミックスさせ、これまでの発想に自由な著者が導き出した結論は、想像を絶する大胆なものであった……。
東アジアを舞台に壮大なスケールで、心躍る歴史のドラマがいま幕を開ける。

内容(「BOOK」データベースより)
医者であり、歴史に造詣の深い著者が自然科学者の「眼」で、日本古代の謎解きに挑む。まずは「魏志倭人伝」から邪馬台国がどこにあったか、その場所を推理する。次に、日本最古の歴史書といわれる『古事記』『日本書紀』を、「記紀」の作者たちは当時の「至高の知識人」で、神話や国造りの物語にも意図的なメッセージが隠されているとして、読み解いていく。予断を排除し、科学者としての推理力から導き出したものは、想像を絶する大胆な結論であった。東アジアを舞台に壮大なスケールで、心躍る歴史のドラマが展開される。
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