「中国のアマゾン」京東商城、3月にも米ナスダックに上場申請へ

[nijさん]

香港の英字紙サウスチャイナ・モーニングポストは２１日、「中国のアマゾン・ドット・コム」ともいわれる中国電子商取引大手「京東商城」が、早ければ３月にも米新興市場のナスダックに上場申請を行うことを計画していると伝えた。http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE81K4JQ20120221同社は昨年後半にも、新規株式公開（ＩＰＯ）に向けた手続きを始める予定だったが、市場環境の悪化から延期していた。京東商城は「360buy.com」を運営している。同紙は複数の関係筋の話として、京東商城がナスダック上場に向け、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど投資銀行と密接に協力していると伝えたほか、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチやドイツ銀行も京東商城の上場案件に携わる可能性があると報じた。京東商城は当初、資金調達規模を最大５０億ドルと見込んでいたが、市場に対する投資家の警戒感が依然として残っているため、２０億─３０億ドルに縮小せざるを得ない可能性があるという。ただ、最終的な決定は下されておらず、上場の詳細には触れられていない。アナリシス・インターナショナルの最新調査によると、２００４年に設立された京東商城は、アリババ・グループALIAB.ULの陶宝（タオバオ）に次ぎ、中国オンライン小売り業界で２位の規模となっている。〓 Thomson Reuters 2012 All rights reserved.http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE81K4JQ20120221