短期的な過熱感が台頭して、小幅反落

優利加さん
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昨日の米国株式市場はプレジデンツ・デイの祝日のため休場だった。欧州株式市場は堅調だった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が814に対して、下落銘柄数は680となった。騰落レシオは133.65%。東証1部の売買代金は1兆3022億円。大形の輸出関連株から内需関連の中小型株へ物色の矛先が循環している。

TOPIXも日経平均も短期的な過熱感が台頭して、小幅反落した。しかし、下げ渋った。過剰流動性を背景にリスクマネーが増大し、世界中の株式市場だけでなく、商品市場にもお金が流れ込んで価格を押し上げている。行きすぎると必ずその大きな反動が来ることになると歴史は教えているが、ビスマルクの言う「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」の「愚者」が市場参加者の大半なのだろう。

TOPIX -3 @816
日経平均  -22円 @9,463円

ギリシャの債務問題があたかも解決したかのような雰囲気だが、ギリシャの議会が国民に忍耐を求める緊縮財政法案を通しても、果たして国民が受け入れるのだろうか?

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