負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望63

円が、売られ、77.60で取引が終了した。円が売られているが、これは、おそらく、一過性のものであると考える。
なぜならば、現在、円が売られているのは、今週の頭にある、日銀の政策発表が、あるために、売られていると考えられるからである。
日銀の政策を確かめてから、おそらく、ふたたび、円が買われる展開になると予想する。ただし、日銀が、何らかの対策、それは、円を増刷するというような、対策をとれば、あるいは、円を円安に誘導するなどの発言があれば、円安に動くかもしれないが、それは、ありえないと考えられる。よって、日銀の抜本的な円高是正が無いとすれば、日銀の政策発表の後、一時的に、円安に振れたとしても、ある程度の戻りを待ってから、売りになるのではないかと考えているところである。一応、2日にわたってなので(どうせたいしたこともしていないのに、2日は長すぎるので、1日に短縮するべき)、戻りのめどは、78円の前半かと考えている。
また、覆面介入を警戒しての買い戻しなどではないと考えたほうがよいだろう。ウシ象でも、政府が、覆面介入している程度のことは、レートの動きですぐにわかったことであるので、すでに、それに気づいている人間のほうが、多くいることであろう。
また、ニックネームはアホの財務大臣が、自慢たらたら、覆面介入のことを、マスコミに対して語り(物事は秘されているから美しい。むしろ、その影のような部分こそが、美しさを、生み出す本質である)、また、為替介入の際、78.30銭でやめましたと、そのレートまで、語ってしまった、そのアホさも、円高へ、誘導しているようなものである。
もし、本格的に、円を安値誘導したければ、78円に乗り、いったん、77.80あたりまで、円が高くなったところで、一気に、円売り介入である。そうすれば、円買いの豚が、焼き豚になり、しばらくは、80円あたりでウロチョロとなるかもしれない。
「奴はアホだから、なにを仕出かすかわからないぜ~!ポール」(マイケル談)という具合にである。
さて、ユーロはいったん売られたが、週末に、ギリシャ議会(ベンハー、ギリシャ戦車だ!)が、EU、IMF支援の受け入れに対する、条件について議会が合意したということであるので(あのギリシャ人が!日曜日に!)、ユーロは、月曜窓開け上か?と考えているが、そうであるならば、一度、ポジションを小さくして、様子見のユーロ売りのポジションをとってみようかと考えている。窓開け下なら、買い。ほとんど変わらずなら、ヨーロッパ時間まで待つかと思っている(素直に買いでいいかな?)。
あと気になるのは、指標がよかったのに、ダウが売られていることと、円が76円台から77円台後半まで、円安になったからということで?買われている、日経平均が、どうなるかということが、問題であり、ギリシャ合意で、ユーロが買われれば、おそらく、週末の、シカゴの下げは無視されるかなと考えているところである。
<為替相場>
ドル円    76.60~78.20(ただし、日銀の政策次第で!)
ユーロ円   100.20~105.20
ユーロドル  1.2980~1.3550
今週、目を引くのは、アメリカの指標が、多く出ることである。1月のものが多く出るのと、あとFRB議事録要旨の発表が15日にある。
アメリカの指標が良ければ、ドル高であろうが、FRBの議事録で、今後の金融政策の転換についての記述があれば、動くかな?
ユーロは、ギリシャのニュースで動くかといったところか。
<株式相場>
日経平均  8500~9250
上値を追うか、決算後の調整か?円高か円安かが問題になる。
決算の良かった銘柄が、素直に、買われるかどうか?問題はここである。一応は、ECBのオペのおかげで、なんとか小康状態を保っている状態である。
しかしながら、問題は、ギリシャだけではない。その周辺国にも、飛び火しているか、すでに、火が付いている状態である。バーナンキが、問題にしているのは、ギリシャだけではないであろう、欧州全体のことを問題にしているのである。
問題を矮小化して、ギリシャ問題にすり替える。これを買う材料にする。
いつもながらの手である。
どこまで続くのか?実際に大相場に突入か?

 

最近は、よく本屋が、店をたたむ。今回は大型書店である。投資関係の本、もちろんそれ以外の本も数多くそろえていた本屋なので、次からは、別の大型書店で、冊数の多いところを探す必要がある。おそらく、ジュンク堂書店になるかな。今回店をたたんだところは、平成27年に再開の予定であるらしい。しかし、あと、三年もある。三年後、電子書籍がどれぐらい普及しているかが、問題であるな。
ジュンク堂書店は本を無料で配送してくれるらしいが、本は、立ち読みをして、それから買うものであるので(ウシ象は、ちょっとした新書であれば、そこで、ほとんど読んでしまう。新書で買うのは、手元に置いておきたい本だけである)、ネットではほとんど買わないのである。どうしても手に入りにくいものは買うが。
今回は、ジュンク堂書店ではなく、めんどくさいので、駅の近くの本屋で購入したが、お目当ての本はなかった。以前立ち読みした投資関連の本であったが、仕方がないので面白そうな決算書関連の本を4冊、あと、リスク管理の本を一冊、投資読み物的本を一冊と、これは驚いたのであるが、読もう読もうと思い、図書館で借りようと思っていた、銃・病原菌・鉄の上下巻が、文庫本で平積みにされていたので、ついつい衝動買いをしてしまいました。
インカ帝国が、ピサロに容易に征服されたのは、ある意味、情報の伝達力の差であり、欧州は、文字をもっていたが、インカ帝国には、一握りの人間だけが文字を所有していたと云うところがあるが、も維持の所有は、国家の形態により異なるであろう。これは、古代エジプトは、2種類の文字(三種類あるようである)があり、その一つは神官が所有していた。おそらく、神との交信用であろう。古代中国の文字も、もともと、占いなどに使われていたものであろう。つまり、政治形態が、祭祀的なものであるのか、あるいは、それと分離したものであるのかが問題になり、祭祀と深く結びついていたのであれば、文字は、一部の特権階級のみが所有することになるだろう。インカ帝国が、政治形態、あるいは、異なる神を持つ国と国境を接するなりしていれば、政治形態も、祭祀的なものから、それを切り離した合理的なものへと進化を遂げることになったであろう。ヨーロッパは、ローマ時代は、多神教であったが、後に、キリスト教を、その国教と定めたのであるが、政治形態は、祭祀的なものでなかった。合理化されていたのである。文字も神との交信に用いるものでなく、情報伝達に有効な道具として用いられた。その、国境を接する国がなく、あるいは、類似的な国しかなく、政治形態が祭祀と未分化のまま(おそらく、自国民をおさえるには、祭祀が有効であり、王は、神官を兼ねることになるとウシ象は勝手に妄想している)になるという意味において、環境が、新大陸とヨーロッパとの差を生んだということにおいて、環境による差が生じたということになるのか?(さ~と目をとうしただけなので、読みもらしがあるかも)

7件のコメントがあります
1~7件 / 全7件

証拠金のことです。

一万通貨あたりで考えると、証拠金が安く済みます。

ウシ象の使用している口座では、シンガポールドルで決済になるので、利益確定した際も、ドル建てほどは利益が出るわけではないのですが、しばらく、玉を維持しておこうかと考えたり、何回かに分けて建てたいときは、ときどき使います。

一万通貨、100ポイントで6000円ぐらいです。パチンコでいうところの(ウシ象はやりませんが)、店頭ののぼりに、5円パチンコとか、有ると思いますが、あれと同じような感覚です。

あと、シンガポールドルの危ないところは、ときどき、とんでもないぐらいスプレッドが開くことがあるので注意です(スイスフランもです)。ウシ象が確認した例では、30ぐらい開いたことがあります。

介入の件は、個人的には有ると思います。もともと、日銀は、インフレターゲット的な事には言及していませんでしたが、緩和的政策であったことは、まちがいないことです。おそらく、80ぐらいまでは、戻してくるのではないかと考えているところです。

 

(退会済み)

勉強になりますm(_ _)m

 

モウ山先生の考え方は面白く勉強になります。

 

覆面介入の可能性たしかにありそうですね。

EFSF債の購入、イラン産原油の輸入規制、

根回しはできていると考えても良さそうな気がしてきました。

 

維持費とは金利差の事でしょうか?

SGドルはスプレッドが広いのでトレードした事がないのですが、

動くと思えば仕掛けて勝ててる人は凄腕だと思います!

 

追伸

シンガポールドルは、維持費が安いのです。

日本人気質うから考えて、アメリカの、量的緩和政策が終わり次第、それに合わせて終了ではないかと考えています。

なぜなら、為替のレートが、ドル高にさえ振れれば、日銀は仕事をしていることななるので、あとは政治の問題ということになります。結果、日銀は、みずからの責任を回避できます。法律を改正されて、日銀が縛られるのが、やつら、日銀マンにとっては最大の苦痛でしょう。

デフォルトはギリシャの選択です。EUが、ギリシャのデフォルトを望まないのに、ギリシャがその道を歩むとすれば、EUの脱退のほうが、すこしばかり、早くなるのではと考えています。ただし、EU内でギリシャの破たんが、既定路線となれば、ギリシャは、EU内に大きな顔をして、居座ることができます。

ドル円のチャートが、お辞儀しようとすれば、いきなり、円安方向に、50ポイントぐらい動き出す。このような動きが出ています。ひょっとすれば、覆面介入の恐れがあるのではと考えています。日銀の、より一歩踏み込んだ?とされる、金融緩和政策のあと、円が、円高になったならば、マスコミが騒ぎだします。それを抑えるために、為替レートを維持するために、覆面介入はないとはいえません。その可能性も、飽くまで可能性ですが、捨てきれないでしょう。

(退会済み)

なるほど、モウ山先生のチャート集さすがですね!!

自分も痛い目を見て、

やっとチャートとお友達にならなければ!と思うようになりました。

相場は剛田たけし氏的な人とイメージすると、

後ろから着いて行くのが良さそうに思えます。

 

中銀がギリシャ支援を渋る気持ちも分かります^^;

しかし支援しないととんでもない事になると思うので、

支援するしかないですよね。

ギリシャをEUから離脱させるとすればデフォルト後でしょうか?

 

実はここの所新聞も読まず波動分析の勉強ばかりしていたので、

日銀のニュースをチェックしていないのですが、

10兆円増以外にインフレターゲット的なものが出たと言う事は、

超低金利は少なくともアメリカより長期化する可能性があり、

対円でドルが買われていると考えても良いでしょうか?

 

今回の日銀の追加緩和効果は長続きしないだろうとの見方から、

まずは我々のバカ財務大臣が口走ったレートを超えて、

どこで止まるか?が見所ですね。

 

ヘッジさすがです!

いつも思うのですが、同時に3通貨ペアをトレードしながら、

株も売買できるのは凄いですね!!

自分はテクニシャン系になりつつあるので、

同時に複数トレードするのは苦手です^^;

今起きて、レートをチックしているところです。

ユーロ売りは、ウシ象チャート集で売りであったので、売りとしました。実は言うと、この日記を書いた時は、ユーロは、ウシ象の感覚では、素直についていくべきではと思っていたのですが、昨年は、チャート集に逆らって、痛い目にあうことが多かったので、ユーロ売りをしておきました。あと、ドルが強くなるかなと、すこしだけ、シンガポールドルを売っておきました。

欧州の中央銀行が、ギリシャ支援を渋っているようです。

あと、アメリカは、一応景気回復しているということと、日銀が、本日、インフレターゲット的なものに、言及したこと、また、10兆円の追加緩和(国債)に踏み切ったので、自然と、ドル買いへと、市場が向かっているのではないかと考えています。

あと、日本円を買って見ようかと思い、踏まれています。半分はロスカット済みで、様子見状態です。

ユーロの売りポジションとシンガポールドルの売りポジションのおかげで、踏まれている額の、2倍の利益は出ております。

 

 

 

(退会済み)

モウ山先生は博識で凄いですね!

 

ユーロ売り予想さすがです!

自分はユーロが売られている原因が掴めず、

下げを食い逃してしまいました^^;

 

今、ダウ先が急落しましたが何かの前触れでしょうか??

 

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