円が、売られ、77.60で取引が終了した。円が売られているが、これは、おそらく、一過性のものであると考える。
なぜならば、現在、円が売られているのは、今週の頭にある、日銀の政策発表が、あるために、売られていると考えられるからである。
日銀の政策を確かめてから、おそらく、ふたたび、円が買われる展開になると予想する。ただし、日銀が、何らかの対策、それは、円を増刷するというような、対策をとれば、あるいは、円を円安に誘導するなどの発言があれば、円安に動くかもしれないが、それは、ありえないと考えられる。よって、日銀の抜本的な円高是正が無いとすれば、日銀の政策発表の後、一時的に、円安に振れたとしても、ある程度の戻りを待ってから、売りになるのではないかと考えているところである。一応、2日にわたってなので(どうせたいしたこともしていないのに、2日は長すぎるので、1日に短縮するべき)、戻りのめどは、78円の前半かと考えている。
また、覆面介入を警戒しての買い戻しなどではないと考えたほうがよいだろう。ウシ象でも、政府が、覆面介入している程度のことは、レートの動きですぐにわかったことであるので、すでに、それに気づいている人間のほうが、多くいることであろう。
また、ニックネームはアホの財務大臣が、自慢たらたら、覆面介入のことを、マスコミに対して語り(物事は秘されているから美しい。むしろ、その影のような部分こそが、美しさを、生み出す本質である)、また、為替介入の際、78.30銭でやめましたと、そのレートまで、語ってしまった、そのアホさも、円高へ、誘導しているようなものである。
もし、本格的に、円を安値誘導したければ、78円に乗り、いったん、77.80あたりまで、円が高くなったところで、一気に、円売り介入である。そうすれば、円買いの豚が、焼き豚になり、しばらくは、80円あたりでウロチョロとなるかもしれない。
「奴はアホだから、なにを仕出かすかわからないぜ~!ポール」(マイケル談)という具合にである。
さて、ユーロはいったん売られたが、週末に、ギリシャ議会(ベンハー、ギリシャ戦車だ!)が、EU、IMF支援の受け入れに対する、条件について議会が合意したということであるので(あのギリシャ人が!日曜日に!)、ユーロは、月曜窓開け上か?と考えているが、そうであるならば、一度、ポジションを小さくして、様子見のユーロ売りのポジションをとってみようかと考えている。窓開け下なら、買い。ほとんど変わらずなら、ヨーロッパ時間まで待つかと思っている(素直に買いでいいかな?)。
あと気になるのは、指標がよかったのに、ダウが売られていることと、円が76円台から77円台後半まで、円安になったからということで?買われている、日経平均が、どうなるかということが、問題であり、ギリシャ合意で、ユーロが買われれば、おそらく、週末の、シカゴの下げは無視されるかなと考えているところである。
<為替相場>
ドル円 76.60~78.20(ただし、日銀の政策次第で!)
ユーロ円 100.20~105.20
ユーロドル 1.2980~1.3550
今週、目を引くのは、アメリカの指標が、多く出ることである。1月のものが多く出るのと、あとFRB議事録要旨の発表が15日にある。
アメリカの指標が良ければ、ドル高であろうが、FRBの議事録で、今後の金融政策の転換についての記述があれば、動くかな?
ユーロは、ギリシャのニュースで動くかといったところか。
<株式相場>
日経平均 8500~9250
上値を追うか、決算後の調整か?円高か円安かが問題になる。
決算の良かった銘柄が、素直に、買われるかどうか?問題はここである。一応は、ECBのオペのおかげで、なんとか小康状態を保っている状態である。
しかしながら、問題は、ギリシャだけではない。その周辺国にも、飛び火しているか、すでに、火が付いている状態である。バーナンキが、問題にしているのは、ギリシャだけではないであろう、欧州全体のことを問題にしているのである。
問題を矮小化して、ギリシャ問題にすり替える。これを買う材料にする。
いつもながらの手である。
どこまで続くのか?実際に大相場に突入か?
最近は、よく本屋が、店をたたむ。今回は大型書店である。投資関係の本、もちろんそれ以外の本も数多くそろえていた本屋なので、次からは、別の大型書店で、冊数の多いところを探す必要がある。おそらく、ジュンク堂書店になるかな。今回店をたたんだところは、平成27年に再開の予定であるらしい。しかし、あと、三年もある。三年後、電子書籍がどれぐらい普及しているかが、問題であるな。
ジュンク堂書店は本を無料で配送してくれるらしいが、本は、立ち読みをして、それから買うものであるので(ウシ象は、ちょっとした新書であれば、そこで、ほとんど読んでしまう。新書で買うのは、手元に置いておきたい本だけである)、ネットではほとんど買わないのである。どうしても手に入りにくいものは買うが。
今回は、ジュンク堂書店ではなく、めんどくさいので、駅の近くの本屋で購入したが、お目当ての本はなかった。以前立ち読みした投資関連の本であったが、仕方がないので面白そうな決算書関連の本を4冊、あと、リスク管理の本を一冊、投資読み物的本を一冊と、これは驚いたのであるが、読もう読もうと思い、図書館で借りようと思っていた、銃・病原菌・鉄の上下巻が、文庫本で平積みにされていたので、ついつい衝動買いをしてしまいました。
インカ帝国が、ピサロに容易に征服されたのは、ある意味、情報の伝達力の差であり、欧州は、文字をもっていたが、インカ帝国には、一握りの人間だけが文字を所有していたと云うところがあるが、も維持の所有は、国家の形態により異なるであろう。これは、古代エジプトは、2種類の文字(三種類あるようである)があり、その一つは神官が所有していた。おそらく、神との交信用であろう。古代中国の文字も、もともと、占いなどに使われていたものであろう。つまり、政治形態が、祭祀的なものであるのか、あるいは、それと分離したものであるのかが問題になり、祭祀と深く結びついていたのであれば、文字は、一部の特権階級のみが所有することになるだろう。インカ帝国が、政治形態、あるいは、異なる神を持つ国と国境を接するなりしていれば、政治形態も、祭祀的なものから、それを切り離した合理的なものへと進化を遂げることになったであろう。ヨーロッパは、ローマ時代は、多神教であったが、後に、キリスト教を、その国教と定めたのであるが、政治形態は、祭祀的なものでなかった。合理化されていたのである。文字も神との交信に用いるものでなく、情報伝達に有効な道具として用いられた。その、国境を接する国がなく、あるいは、類似的な国しかなく、政治形態が祭祀と未分化のまま(おそらく、自国民をおさえるには、祭祀が有効であり、王は、神官を兼ねることになるとウシ象は勝手に妄想している)になるという意味において、環境が、新大陸とヨーロッパとの差を生んだということにおいて、環境による差が生じたということになるのか?(さ~と目をとうしただけなので、読みもらしがあるかも)