役場からの「住宅再建に関する意向調査票」の結果が発表になった。
私の町は、人口の3分の1近くが60歳以上という事も有り(銀行が、お金を貸してくれないから)
「公営住宅に、入りたい。」と言う人達が多かった。
自力で、家を再建したいという人達も、それに次いで多かった。
我が家の場合、前に生活していた家(土地)の他にも土地が有る。
幸い、この前の震災の時には津波にも、火災にも合わなかった地域に有る。
「じゃ、そこに家を建てれば良い。」と考えるのは、ちょっと甘過ぎる。
今、町では復興計画を立てているが、大体、以前の住宅街の半分位の地域を
「移転対象地域(盛土)」として、新しい住宅街としたいらしい。
何メートル盛土するのか分からないが、次に巨大津波が来たらどうなるか?
あの膨大な津波の水が、盛土した地域以外に流れていくとしたら、今回、安全だった地域に
津波は流れていくだろう。
そんな所に、家を建てたいだろうか?