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福島銀行逆日歩伝説


2001年暮、終値62円の福島銀行(8562)に、年末年始を含めた7日分で「1株28円」(信用規制銘柄)の逆日歩が付いたケースがあり、今でも語り草となっている。翌日、買い戻し殺到に、一転ストップ高となったことは言うまでもない。http://nji.diary.to/archives/6616841.htmlhttp://keizaikeizai.seesaa.net/article/251272936.html“逆日歩カレンダー” 大型連休接近で注目 週明け26日は「6日分」 規制・期末で、さらに数倍 買い方優位の季節到来!? 4月20日入札分の主な「新規逆日歩発生銘柄」 東急建設172050銭 大林組18025銭 松井建設18105銭 NIPPO18815銭 パナホーム19245銭 日比谷総合設備19825銭 ジェイコムHD24625円 アリアケジャパン28155銭 Jフロントリテ30865銭 東レ34025銭 東京応化工業41865銭 サイバネット43125円 北興化学工業49925銭 ニッタ51865銭 黒崎播磨53525銭 モリ工業54645銭 三和HD59295銭 オークマ61035銭 タダノ63955銭 日本ピラー工業64905銭 京三製作所67425銭 横河電機68415銭 パナソニック電工69915銭 エクセディ727810銭 マクニカ76315銭 スター精密77185銭 日本電産コパル77565銭 日本紙パルプ80325銭 H2Oリテイリング82425銭 西日本シティ銀83275銭 四国銀行83875銭 日神不動産88815銭 西日本鉄道90315銭 JR東海902215銭 西部ガス95365銭 葵プロモーション96075銭大型連休接近とともに、「逆日歩」が注目を集めやすいタイミングに入ってきた。逆日歩の正式名称は「品貸料」。売り残が買い残を上回る株不足状態の銘柄に対し、株券を貸し付ける対価として、信用の買い方などが売り方から受け取るもので、連休分にも発生するためだ。通常のカレンダー通りでも、火曜日に約定した分の逆日歩は3日間付く。「火曜日に借りて水曜日に返す」と、実際は1日の貸借であっても、受け渡し日ベースで見ると、「金曜日に借りて月曜日に返す」ことと同じになるためだ。さて、それでは、今年のゴールデンウイーク分の“逆日歩カレンダー”はどうなっているのか。日証金関係者に聞くと、「今週末23日に約定すると『昭和の日』を含めた2日分、来週週明け26日約定分は、5連休を含めた6日分付く」のだそうだ。逆日歩の額は、日証金の株券調達先である生損保や証券自己による入札で決まるが、上限額(最高料率)は価格帯別に細かく定められている(日証金はサイト上に「早見表」掲載)。100株単位や1000株単位の銘柄なら、500円以下が「1株当たり1円50銭」、1000円以下が「同2円」、1500円以下が「同3円」、といった具合。前述の通り、26日に約定すると6日分となるため、大幅な株不足(貸株超過)銘柄の場合、上限の6倍の逆日歩を得られる(売り方は支払わされる)ことにもなるわけだ。特に、「対象となる銘柄に規制がかかっていた場合、上限が2倍に広がり、また、それが4、10月期決算銘柄なら、さらに2倍として、通常基準の24倍の逆日歩が付く可能性がある」(日証金関係者)わけだ。なお、「極めて異常な貸株超過状態」の銘柄に適用される“上限10倍規制”銘柄を26日に約定すれば、「夢の逆日歩60倍」(売り方にとっては悪夢)というケースも生じ得る。かつて2001年暮、終値62円の福島銀行(8562)に、年末年始を含めた7日分で「1株28円」(信用規制銘柄)の逆日歩が付いたケースがあり、今でも語り草となっている。翌日、買い戻し殺到に、一転ストップ高となったことは言うまでもない。もちろん、これは少々極端な例としても、信用好需給銘柄については、今の時期、買い方が優位となりやすいタイミングとも言えるのかもしれない。ちなみに、表は、20日の入札(19日約定分)で、新規に逆日歩の付いた銘柄群だ(16日約定分は逆日歩ゼロ)。大林組(1802)、東レ(3402)といった主力クラスに新たに逆日歩が付き、JR東日本(9020)も2日ぶり復活。信用需給好転を示す1つの表れとみることも可能だろう。ただし、「昨年も、大型連休前には一部で注目を集めたが、実際に逆日歩高額化で急伸するような例はほとんど見られなかった」(岡地証券・森裕恭投資情報室長)との冷静な声も聞かれる。逆日歩狙いの信用買いが増えれば、結果的に信用需給が緩和して、逆日歩が付きづらくなるといった面もある。あまり過大視せず、あくまでも「1つの切り口」としてみておくべきだろうが、23日、そして26日の日証金残の動向は要チェックといえそうだ。(A)(「日証金残高」は本紙で毎日掲載) http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=206779&dt=2010-4-21
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