しかしダウは絶好調だな。
しかも短期のチャートだけではなく、10年や5年の長いチャートで見ても完全に上昇トレンドになっている。
いくら暇なじいさんが「世界は破綻する」とか「ファンダで見れば日経は5000円以下になってもおかしくない」みたいな悲観論ばかりを口にし続けても、マーケットが一旦上がりだしたらそんな事はお構いなしに上がり続けるということだね。
逆に僕らはここから教えられる事がある。それは、いくら企業のファンダを見て投資している中長期の投資家であっても、絶対に長いトレンドには逆らわないようにしないといけないということです。
せめて買いたい銘柄の年足ぐらいは見て、それが右肩下がりだったら少し待ちましょうってことかな。
これどんな大先生のお言葉よりもよっぽど大切な事だと思うよ。
長期投資家の最大の武器は時間軸って言う人もいるけど、これは誤解のある表現。下がり続ける株を持ち続けても悲惨な結果が待ってるだけだからね。
長期投資家の最大の利点って言うのは、その企業のファンダが持つ力を最大限に活かせる事が出来るタイミングがどこかってのを見定めてそれを純粋に自分の意思だけで買えるという点だと思う。
時間軸はその決断を後押しするもの。決断が間違ってたら、時間軸は味方になるどころか人生を破滅させてしまうかもしれない。元々ファンダも見てるんだから、それがもし正しい決断だったとしても、実現されるためにはある程度の長い時間も必要という事だね。
まぁ貴方がバフェットさんぐらいのレベルにあるという自信があれば、チャートのトレンドなんか気にするか!でもいいと思うけど。
まぁ大先生はとにかく自分の間違いを認めないだろうから言っても無駄なんだけどさ(苦笑)。