三井松島 <1518> が2月3日大引け後(16:00)に決算を発表。12年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の49.8億円に急拡大し、併せて通期の同利益を従来予想の49億円→66億円(前期は25.5億円)に34.7%上方修正し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比88.7%増の21.1億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の7.7%→6.0%に悪化した。
会社側からの【修正の理由】
平成24年3月期の連結売上高は、主力の燃料(石炭販売)事業においてアジア経済の成長率鈍化や円高による輸出の低迷などにより、第4四半期に予定していた鉄鋼向け原料炭の一部が翌年度へずれ込む見込みであることから予想を70億円下回る見込みとなりました。営業利益は、海外子会社における石炭生産が順調に推移(平成23年1月~12月)し、原料炭の生産数量が予想を上回ることなどから予想を13億円上回る見込みとなりました。経常利益は、これに加えて海外子会社において為替差益を計上する見込みであることなどから予想を17億円上回る見込みとなりました。この結果、当期純利益は、海外子会社が保有する投資有価証券の評価損及び子会社の固定資産の減損損失を特別損失に計上するものの予想を3億円上回る見込みとなりました。
結局、3億円。インパクトは小さいが下方修正が多い中では評価。
持続で保有。様子見。