「当期純利益はマイナス7800億円となり、過去にない損失規模となる見通し」(パナソニック決算会見 4-12月期)
3日の決算会見。パナソニックは今年3月期の連結決算の見通しを大幅に下方修正し、過去最大の7800億円の最終赤字となると発表しました。
家電エコポイント終了や地デジへの移行完了が影響し、国内の薄型テレビは売上が激減。そこに「歴史的な円高」と、タイの洪水被害が追い討ちをかけたのです。
一方、グループの新経営体制について会見を行った日立。
「浮き沈みの激しい事業はできるだけ整理して、得意技であるインフラ関係をしっかり作り上げていくような事業の方向性」(日立製作所・中西宏明社長)
日立は今回の第3四半期決算で、純利益が852億円と電機各社の中で最も利益をあげていますが、実は3年前、同じくテレビ事業の不振から製造業で最大の7873億円の最終赤字を経験しています。
これを機に、日立は収益性の低いプラズマパネルや薄型テレビ生産からの撤退を決める一方、高い収益を確保できる発電所建設や鉄道など、社会インフラ事業などを拡大。「選択と集中」で赤字事業を改善しました。
「現在進めている収益構造の変革を急ぎ、2012年度には何としても業績のV字回復を果たす」(パナソニック・大坪文雄社長)
不振のテレビなどの構造改革費用に年間7640億円を計上したパナソニック。電機株について市場では、「悪い材料は出尽くした」として買い戻されていますが、再生はこれからです。(03日16:37)
arama-さん 再コメします。
そう重電、強電、弱電でした。
財閥系の三菱、東芝、日立などは重電で、パナソニックやソニーは、弱電でした
ね。失礼しました。
パナソニックなソニーにはなんとしてでも業績回復して欲しいですね。
ピーマンショック!さん
こんにちは
コメントありがとうございます
重電
強電
弱電
この3つに分類できると思います。
今、この中で落ち込みの激しいのが「弱電」関連の銘柄でしょう。
小資本の投下で参入できることで、如何にコストを下げて商品化する。
これに尽きると思います。
日本の企業のように開発費に獏だいな費用を投じていても、他国の企業はゼロですから。
日本の企業は体制を考えなおす必要があると思います。
arama-さん こんにちは。
パナソニックと日立、明暗を分けたものは?
簡単に言うと、重電、家電の違いのようですね。今白物家電は、韓国や中国の
会社にどんどん市場を奪われて、パナ、ソニー、東芝、日立も赤字になっている
ようです。
一方、技術力に自信のある重電(今はこういったいい方しなくなりましたが)
分野では、東芝や日立の力はまだまだ衰えてないようですね。それに軍事関連
(三菱が叩かれていますけど。。)
私は思うにこの分野は一般の人間からは見えにくいだけに厄介ですよね。
街の電機屋さんでマーケットリサーチできない分野ですものね。
あとパナは、三洋や電工の吸収などの合併関連の支出もかなりかかっているよう
でここで膿を出し切れば、再浮上できるかと、、ただ巨大になり過ぎた組織の
ぜい肉おとさないと俊敏な動きはできないですよね。
円高対策としての海外事業もポイントになると思いますが、パナソニックはこ
ちらの対策も打ち出していますよね、。。これからどうなるか楽しみです。
でもこうなると、国内の空洞化どんどん進みますよね。これも新たな問題かと
思います。
こんいちは
韓国は製品を作る上で・・・・・何を重点にしているか・・・でしょう
それは・・・・安い部材を世界各国から買い集め、組み立てのみの生産で、コストを如何に落とすか・・・・・・でしょう。
日本はこの部材をどうしたら作ることができるか・・・・ここに重点目標を置いているのでしょう。
「物作り日本」「技術の日本」を世界にアピールしてほしいと思います。
名前だけでは太刀打ち出来ないようです。10年前20年前とはだいぶ変わってしまいました。
ソニーは反対にインターネットテレビに賭けているようですが、一年後どうかわるでしょうかね。