ユーロが1.3200台に戻った。ECBのオペが効いているらしいのと、FRBのドル安政策が、2014年まで、継続するようであるためのようである。バーナンキが、新しく始めたヘッジファンド用のおもちゃが、なかなかの味を出しているようである。最近の、アメリカの指標の好転を受けて、ドル安政策を、バーナンキが、どのように正当化するのかを楽しみにしていたのであるが、あっさりと、現在の経済状況においては、そのドル安政策は正当化されるといったのには、驚いた。
ギリシャの債務問題の合意が近いと言いながら、すでに、2週間がたった状態である。ギリシャは交換するための国債の利回りを、少なくするために駄々をこねているようである。まさしく、ごね得である。まな板の上のコイ大いに暴れる。調理人の腕にコイがかみついたというところか?
先週は、久しぶりに、円が動き、FRB前に、一時、78.20銭を付けた。そのあと、FRBの理事会終了とともに、ドルが売られ始め、終値で、76.70をつけた。先週、ウシ象は、FRBのまえに、ドル売りのポジションをとり、77.20で下げ渋ったところで、ユーロのショートにポジションを変えようかと思ったが、ドル円で、含み益が、ある程度出ていたので、利食いせず、そのまま、週末の取引終了まじかまでポジションを引っ張ることにした。利食いした後、少しだけ、円売りのポジションをとってみた。ドル円の、78円台は、売ればもうかるおいしいレートである。売らない手はないな。楽して儲けさせていただきました。
FRBのQE3観測、緩和の延長などのネタがでた割には、ダウは上がらなかった。日経平均は、8800で終了。このさき、円が安くなるのか、高くなるのか?そこが、今後の株の値動きを決めそうである。もちろん、ヨーロッパの問題も重要な要素である。しばらく底堅く推移か?企業が、ユーロの想定為替レートを、下げてきているようである。
<為替相場>
ドル円 76.20~78.20
ユーロ円 100.20~102.80
ユーロドル 1.3120~1.3350
FRBの緩和策の延長を受けて、ユーロは反転した。これといって重要なイベントも近場に無いので、ユーロは押し目買いか?しかし、2月、3月には、国債の大量償還が待っているのと5月にはフランスの大統領選挙があるので、ユーロは買いにくい。
重要指標は、今週は、ユーロ圏のものと、ドイツのものとがたくさん出るので、ユーロが、また動きそうである。
スイスのユーロに対する介入があるかもしれないとのことなので、ユーロは、もう少しだけ、高くなるかもしれないと感じているところである。
<株式相場>
日経平均 8500~9000
ユーロが戻っているのにもかかわらず、ダウは上げずに下げた。
結構、底堅そうな感じがするので、こちらも、ユーロ同様、押し目待ちか?
ウシ象の締めくくり
しかし、アメリカの住宅指標の新築と中古とは、明暗が分かれた。新築が市場予想に届かなかった。
これは、結構、大変なことで、中古は、もともとあるものを、
右から左に動かすだけである。新築は、もとがないので、作る必要がある。作るのには人間が必要となってくる。資材が動く。その波及効果が期待できるのである。
この先、アメリカの経済が、好転しているとは、どうも思えないのである。
先週の日曜洋画劇場のバイオハザードは、ノンフィクションです(しかし、映画評論家が、テレビで映画の解説をするということがなくなったな。一時は、テレビで放映する映画が、同じタイトルを、何回も放映することがあったが、そのたびごとに、淀川長春が、解説をしていたが、解説しにくそうであると思っていたのは、ウシ象だけであろうか?今も大して変わりはないか。金曜の読売は、ルパン三世のカリオストロの城を繰り返し放映しているしな。もともと、カリオストロの城は、映画館での放映の時は、不評であったようであるが、今では、あれとマモーがルパンの代表作となっている。評価というのは、まったくわからないものである)。