環境省は福島第一原発周辺の警戒区域に取り残されているペットについて、来週実施される一時帰宅から住民自らが連れて帰ることができるようになると発表しました。
警戒区域に取り残されたペットについては、これまで住民の一時帰宅が大型バスなどで行われていたことから連れて帰ることができませんでした。
しかし、住民から「ペットを連れて帰りたい」という要望が相次いでいたため、環境省は今月29日から始まる3回目の一時帰宅からペットを連れて帰ることができるようにすると発表しました。
対象となるペットは「犬」と「猫」に限られ、自家用車での一時帰宅などが持ち出しの条件となっています。連れて帰ったペットは放射線量を測り、基準値を超えていた場合は除染を行うということです。(27日00:23)