総務省によりますと、NTTドコモは、およそ252万人に影響が出た25日の事故のほかにも、去年4月以降、2時間以上障害が継続し、3万人以上の利用者に影響が出る「重大事故」を3件起こしています。
なかでも、去年8月と今月1日に発生した事故は、急増するスマートフォンに関連するものだったことに加え、去年12月の事故でも、ドコモのスマートフォンで使用される「SPモードメール」で、メールアドレスが別の利用者のアドレスに置き換わるという不具合が発生していました。
総務省は、NTTドコモに対しスマートフォンのシステムの信頼性の向上や通信障害の再発防止策を含めた対応を早急に講じ、3月30日までに報告するよう求めています。(26日17:41)