合法ハーブなどと呼ばれ、若者などの間で広まっている薬物「脱法ハーブ」をめぐり、強制捜査です。福岡県警は北九州市の脱法ハーブ店とその系列店を薬事法違反の疑いで、一斉に家宅捜索しました。
家宅捜索を受けたのは福岡県・北九州市の脱法ハーブ店とその系列店の少なくとも2店舗です。26日午後3時ごろ、店の開店と同時に10人の捜査員が家宅捜索に入りました。
この店は“九州随一の品揃え”“厳選した最新ハーブ”などとうたい、営業していて、ホームページの写真にはソファなどを置いた吸引スペースが設けられている写真が掲載されています。
福岡県がこの店で販売されている脱法ハーブを買い上げ調査し、鑑定したところ、幻覚などの作用があるとして国が「指定薬物」として販売を禁止している成分が検出され、警察に告発していました。警察は今後、押収した資料などをもとに、この店の経営実態を調べる方針です。(26日17:06)