わかっていないという事をわかっていないレベル

らいあんさん
らいあんさん

他のトレーダーのブログを見てると、「ありがとうございます。非常に勉強になりました。」ってコメントした後に、「でも損切りはしたくないんですよね。」っとか言っている人達がいる。

 

おいおい(汗)、だからわかってたら、そんな事言わないから(苦笑)。

 

まぁ本人はわかったつもりになってるんだろうから仕方ないんだけどね。わかっていないという事をわかんないんだろうからまぁしょうがない。

 

そもそも株でコンスタントに勝つための考え方って、すごく乱暴に言うと、結局二つしかないと思うんだよね。

 

大口が今買っている(もしくは売っている)銘柄を見つけるためにチャートを使うか、

 

大口が将来買いそうな銘柄を見つけるために(財務諸表)を使うか、

 

どっちにしてもキーワードは大口投資家。でも考え方は全く違う。

 

チャート派は今起こっている何?に注目し、

 

ファンダ派は将来それが起こるための何故?に注目する。

 

そうして、自分にとってどっちのやり方がしっくりくるのかってのがなんとなくわかってくると、やっとのこさ、負けない投資家としてのスタート地点に立てると思うんだよね。

 

その見極めとしては、貴方が中長期派だった場合は短期派を、もしくは短期派の場合は中長期派を、それぞれを別の世界の人達の出来ごとって切り離して考えられるかどうか。少なくとも僕が理解している限りでは、短期と中長期は決して交わることはない。そもそもエントリーの理由がま逆なんだから交わりようがない。だからどっちでも儲けている奴がもしいるとしたら、それは99.9%偽物なんです。

 

もしイチローがウエイトしまくって清原みたいなパワーヒッターを目指してたらどうなってたと思う? 余分な筋肉つけて、イチローをイチローに押し上げた一番大切なスピートとか正確性って武器を失くしてしまってただろう。そうしたら二流の選手になってたかもね。

 

そういうのを実感すると、

 

バフェット氏が、なぜ短期のチャートを決して見ようとしないか?

 

リバモア氏やオニールさんがなぜナンピンを極端に嫌がるのか?

 

なんかもなんとなくわかってくると思う。

 

だからちゃんとした経験を積んだ短期派なら、「損切りはしたくないんですよね。」って言うコメントは決して言えなくなるんだよね。

 

それは短期派としては、「まだ僕はカモレベルです。」って自分で言っている様なものなのだから。

 

 

 

 

 

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オニールさんはその中でもチャートと財務諸表の両方を取り入れてるから、どちらも上手く操っている万能型と勘違いされやすいんだけど、でも基本的には短期投資派の部類に入るんだろうね。

 

オニールさんは、短期投資家がテクニカルを見てエントリーするように、利益率の上昇をエントリーの道具にしてるだけだから。過去に利益上昇率が大きい銘柄のブレイクした割合が圧倒的に多いというデーターを参考にしているだけ。

 

だからバリバリの順張り派であり、そのリスクを補うためには損切りが必須になるわけです。

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