御殿場コースなどのゴルフ場を運営する「太平洋クラブ」が、東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。
太平洋クラブは1971年創業で、男子ゴルフトーナメントの「三井住友VISA太平洋マスターズ」を開催している「御殿場コース」など18か所のゴルフ場を運営しているほか、1973年から76年まではプロ野球球団「太平洋クラブライオンズ」を経営していました。
しかし、バブル崩壊後は土地買収などに伴う債務が膨らんだことや、法人利用や客単価の減少など経営状況が悪化し、23日に東京地裁に民事再生法の適用を申請したということです。負債はおよそ1260億円で、ゴルフ場運営会社の「アコーディア・ゴルフ」とスポンサー契約を結び事業の再生を目指します。(23日20:20)