あるメルマガを読んでいたら、消費税増税の話が載っていました。
生活マネー ミニ講座:No.1,940(2012.1.11)
年末ギリギリの12月29日に、消費税アップに合わせて
相続税もアップしようという案がまとまりました。
案は、消費税率が14年4月に8%、15年10月に10%にアップ。相続税は15
年1月1日からアップとしています。さらに、所得税の最高税率も15年1月
からアップ、株や投資信託の利益に課税する金融課税も現在の優遇税制(10%)
を廃止し、14年1月からは20%に戻すとしています。
これを読んで、消費税が増税されたらどんな生活になるんだろうかと思いました。
消費税は、いろんなものにかかっています。携帯料金も上がりますね。電気代・ガス代。住宅も。買うもの全てにかかりますから、食費も上がります。食費が月3万円(税抜)なら消費税10%で月1500円のアップです。
もうすこしまともに計算してみましょう。
企業側が消費税の増税分を負担するのかどうかで変わりますが、1ヶ月あたり、携帯料金が現在5000円ほど、光熱費が計1万ほど、食費は5万としておきます。合計6万5000円ですから、消費税が10%になったらだいたい3000円アップです。3000円あったら飲み会にいけますね。本も買えますね。
これは最低でも必要な経費ですが、その他衣料、消耗品(洗剤とか)、趣味などのお金もあるわけです。逆の発想で考えてみると・・・月20万の給与で毎月10万円が手元に残る人は、消費税10%で月5000円のアップです。年間6万円のアップです。
これだけ見るとたいしたことないように思うかもしれませんが、国民年金保険料や厚生年金保険料も上がっています。何年も昔と比較しても仕方ないのですけどね。その分給与は上がっているのかというと、そういうわけでもなさそうです。
現在の給与が続くとして、2015年10月からどのような生活になるのか。まず、飲み会の数が減りますね。飲みゅにけーしょんなんていう言葉もあるくらい飲み会は盛んみたいです。言いか悪いかは別にしても、不要不急の経費はまず削られますね。最近は以前よりも飲み会に行くことが増えたのですが、それもまた元に戻ると。
毎月買っている雑誌が買えなくなるかもしれません。かなり残念です。精神的にショックです。年間1万円ほどなので、6万円も支出が増えたら1冊も変えなくなるのか。
新聞を購読している家庭では、新聞禁止になるかもしれませんね。年間5万円くらいでしょうか。
思いつきの計算ですが、少なくともなにかを減らさないと生活は苦しくなります(もし今の給与が続くなら)。
住宅購入には響きますね。税抜3000万円のマンションだと、150万円の増額です。車は1台数百万? だとしたら数十万は増額ですね。
税金を減らすには、やはり政府が支出を減らす必要があるのです。減らせるんでしょうか・・・。大分前に仕分けをやっていましたけど。