21日に行われた大学入試センター試験の再試験で、会場に来た受験生に対し、事前の確認ができていないことを理由にいったん断ったものの、その後、3時間以上たってから受験を認めていたことがわかりました。
大学入試センターによりますと、埼玉県川越市にある東京国際大学の試験会場で再試験を受けに来た受験生に対し、「再試験を受ける意思を示していなかった」として受験を断りました。しかし、その後、「やはり受験を認める」と方針を変え、結局、この受験生は3時間45分遅れで別の会場で試験を受けました。
当初、大学入試センターは判断を変えた理由について「再受験するかどうか確認する際、本人に直接連絡できず、留守番電話にメッセージを残しただけだった」と説明していました。しかし、その後、「一度連絡は取れたが本人が決められず、その後、受験するかどうか返答がなかった」と、理由についても変更しています。(22日00:16)