核開発疑惑が持たれているイランへの追加制裁を検討しているEU=ヨーロッパ連合が、イランからの原油の輸入禁止を7月1日から始める方向で最終調整に入っていることが明らかになりました。
ロイター通信によりますと、EU議長国のデンマークは17日、イランからの原油の輸入を7月1日から全面禁止にする案を各国に提示しました。
EU諸国はすでに禁輸を行うことでは基本合意に達しているものの、財政危機にあえぐギリシャやスペインなどが比較的多くイランから原油を輸入しているため、「代わりの調達先を確保するまでの期間をどれくらい設けるか」が焦点となっていました。(18日11:18)