東京大学が秋入学への全面移行を「積極的に検討するべき」とする中間報告をとりまとめました。国際化への対応が目的で、他の大学や企業にも影響を与えそうです。
秋入学の可能性を検討してきた東京大学の検討会は、中間報告をとりまとめ、現在の春入学は「国際的には特異な状況」として、「国際標準となっている秋入学に全面移行することを積極的に検討すべき」と提言しました。
秋入学の実施により、国内外の優秀な人材を集め、グローバルな競争に対応することを目指しています。入学試験は、これまで通り春に実施し、高校卒業からの半年間は、留学やボランティアなどの活動に活用することを想定しています。
東大で秋入学が実施されれば、他の大学や企業の採用時期にも影響を与えそうですが、東大の内部でも異論は出ていて、実現には時間がかかりそうです。（18日11:10）
