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投資信託の運用損失 9兆円に
ヨーロッパの信用不安を背景に、国内外の株式市場が低迷している影響で、投資信託の運用による損失が去年1年間で合わせて9兆円に上り、過去3番目の規模になったことが分かりました。
投資信託は投資家から集めた資金を、株式や債券などに投資して運用する金融商品で、サラリーマンや主婦など、主に個人の投資家を対象に広く販売されています。「投資信託協会」の発表によりますと、株式を中心に運用する投資信託の残高は去年12月末の時点で46兆7600億円余りと、1年前に比べて10.9%、金額にして5兆7000億円減り、3年ぶりの減少となりました。これは、投資家から新たな資金が集まった一方、ヨーロッパの信用不安を背景とした株式市場の低迷で、投資信託に組み入れている株式の価格の値下がりが大きく、去年1年間の運用による損失がおよそ9兆円に上ったことによるものです。年間の損失の規模は、リーマンショックがあった平成20年、バブル経済の崩壊が始まったとされる平成2年に次いで過去3番目で、ヨーロッパの信用不安が個人の資産運用に大きな影響を及ぼした形になりました。
NHK-NEWS
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