三井住友フィナンシャルグループは、ヨーロッパの債務危機により財務体質が悪化しているイギリスの大手銀行から、航空機リース事業をおよそ５５００億円で買収することで基本合意しました。
三井住友フィナンシャルグループが住友商事などと共同で買収するのは、イギリスの大手銀行、ＲＢＳ＝ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの航空機のリース事業で、およそ５５００億円で買収することで基本合意しました。
ヨーロッパの債務危機が本格化して以来、日本の銀行によるヨーロッパでの大型の事業買収は初めてとなります。経営が悪化しているヨーロッパの金融機関は、財務体質を強化するため資産売却を急いでいて、相対的に経営が安定している日本の金融機関による大型買収は今後も続きそうです。
（17日09:32）
