野田内閣支持率、39.9%と続落

arama-さん
野田内閣の支持率の下落に歯止めがかかりません。JNNが行った世論調査で内閣支持率は前回より減って39.9%となり、逆に不支持率は2か月連続で5割を超えました。

 調査は14日と15日に行いました。

 野田内閣を「支持できる」とした人は前回の調査より4.4ポイント減って39.9%でした。一方、「支持できない」と答えた人は5.1ポイント増えて58.7%で、不支持率は2か月連続で5割を超えました。野田総理が先週行った内閣改造については「評価する」が51%で、「評価しない」の38%を上回りました。

 政府・与党の社会保障と税の一体改革の素案に基いて消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%まで引き上げることについては「賛成」が48%、「反対」が51%でした。「賛成」と答えた人にその理由を聞いたところ、「国の借金を増やさず、財政の健全化が必要だから」が最も多く、53%でした。一方、「反対」の理由では「歳出削減や議員定数削減の努力が不十分」がトップでした。消費税率の引き上げについて野田総理が十分「説明していない」と感じている人が7割を超えました。消費税をめぐる与野党協議については78%の人が自民・公明両党は「協議に応じるべきだ」としています。

 野田政権が政権交代後、凍結していた群馬県の八ッ場ダムの建設工事の再開を決めたことについては58%が「納得できない」と答えています。

 女性の皇族が結婚後も皇族の身分を維持できる「女性宮家」の創設については「必要だと思う」が65%でした。

 衆議院の解散・総選挙をいつ行うべきか聞いたところ、「2013年の任期満了で」が38%と最も多く、「今年前半までに」の26%が続いています。

 政党支持率は先月の調査に続き、民主党が自民党を上回っています。一方、次の衆院選比例代表の投票先では自民党が民主党を上回り、4ポイントの差をつけています。(16日02:43)
 
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