これは、フランスのバロワン財務相が明らかにしたもので、フランス国債の格付けを最上位の「トリプルA」から1段階引き下げ、「ダブルAプラス」にすると通告を受けたということです。
「スタンダード・アンド・プアーズ」は、ヨーロッパの債務問題に解決のメドが立っていないことから、イタリア・スペインなどユーロ圏数か国の格付けを一斉に引き下げたものとみられます。
13日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロ各国の格付けが引き下げられるとの見方が広がっていたため、ユーロ売りが加速。一時、1ユーロ=97円20銭まで下落し、今月9日につけたおよそ11年ぶりの円高ユーロ安水準を再び更新しています。(14日06:13)