アイロンは年間を通じて需要がありますが、新生活を始めるにあたって購入するケースも多いようです。コードレスが主流です。
1位はパナソニック製で、押しても引いてもアイロン掛けがしやすい「Wヘッドベース」を採用、しわができにくいのが特徴です。ハンドル部分が丸くて持ちやすく、握る部分と重心が一緒なので腕や肩にかかる負担が軽減されます。スチームが噴霧される面積が広いので、むらなくきれいに仕上がります。
2位の東芝製は前後の先端の形状がひと工夫されています。アイロン掛けする部分によって使い分けができ、どの部分もきれいに仕上げられます。充電用の台は回転し、前後の持ち替えが楽です。
3位も東芝製ですが、こちらはコンパクトな製品で、それほど多くの量のアイロン掛けをしない人に選ばれているようです。3位までの製品には、いずれも一定時間が過ぎると自動的に電源が切れる機能が付いています。
4位はティファール製で、コードレスではありませんがコードが絡まりにくいよう工夫されています。スチームの量は1分間に70グラムで、一般的な製品の2~3倍と強力です。5位は日立製で、手頃な値段ながら基本的な機能はしっかり備えています。
アイロンは性能と値段が比例します。使う頻度や目的に合わせて選ぶといいでしょう。(ビックカメラ池袋本店 家電コーナー専門相談員 川浦加恵)
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【ベスト5】
(1)〈パナソニック〉NI-WL600 1万2800円
(2)〈東芝〉TA-FVX800 1万800円
(3)〈東芝〉TA-FV62 6980円
(4)〈ティファール〉FV4670J0 8980円
(5)〈日立〉CSI-81 2980円