なかなか動けません。
リーマンショックで緊急避難し、傍観して以来の不動期間です。
昨年は、ようやく本格的に売り作戦の展開ができると判断し、積極的な売買を期待しながらダブルショックで完敗でした。
今年は、早々から動けるという期待を持っていたのですが、参戦できずにいます。
ただ、一昨年は待ちができることを課題にしていたのですが、結果的に今その待ちを経験しています。
本来、勝ち逃げして次の機会まで待てなければ意味はないのでしょう。
しかしながら、激しいトレードで利益を上げて満足していたところから、いきなり、成熟したトレードへの移行は厚かましいのでしょう。
まあ、敗戦からの沈滞は自然な流れですが、もともと自信過剰な私にとっては、これも結構な試練です。
いまのところ昨年からの想定通り、まだまだ、欧州で危機は続き、想定外の危機もあって急落があると想定しています。
そこで最近、気になっていること
そろそろイランがなにかするのではないかと
ホルムズ海峡封鎖なんてニュースもありますのでね。
イランはイラク崩壊後、地域的な超大国です。
それに、国そのものが外敵があってこそ成り立つ国です。
イラクアフガンからのアメリカ撤退が完了すれば、それ自体がイランの存在価値を脅かします。
当然、なんらかの紛争を仕掛けることになるでしょう。
外敵がなければ国家内の矛盾が噴出するのが中東・アフリカ地域です。
未だに植民地時代の遺物である国境を境にした国家が多くあることも事実ですから。
金融システムが揺らいでいるところに財政余裕がない、外交的な揺さぶりを掛けるには魅力的な状況でしょう。
不動の状態が続くとあまりよろしからぬ妄想もでてくるものですね。