2008.02.19 エコツアー(19付日経夕刊)

ぎっしーさん
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「エコツアー」で環境学ぶ・先住民族の生活体験など
 【シドニー=高佐知宏】自然環境の大切さを知る体験型旅行「エコツアー」が世界各地で相次ぎ開催されている。名所を訪れて買い物を楽しむ従来の観光旅行とは異なり、訪れる場所の生態系や歴史を学ぶことに主眼が置かれている。
 オーストラリア政府観光局は、国内16カ所の世界遺産を対象にエコツアーを企画。参加者は独特の生態系に対する理解を深めることができるほか、先住民族アボリジニの生活習慣や伝統を学べる。ニュージーランドでは先住民族マオリ族の生活を体験するツアーが人気。マオリ族が先祖伝来の森で観光客を出迎え、土地の歴史や生活の知恵を紹介する。

 両国への日本からの観光客は減少傾向にあり、2007年の豪州への観光客は約57万人と16年ぶりに60万人を下回った。ただエコツアー参加者は「前年に比べて約1割増えた」(JTBシドニー支店)。ニュージーランドのオコナ―観光相は「環境や少数民族をテーマにした商品を売り込みたい」と意気込む。

 米国では温暖化の影響が顕著な氷河を訪れるツアーへの参加者が増えている。カナダ国境沿いの国立公園などを訪れ、後退する氷河の様子から地球の変化を実感する。デンマーク領グリーンランドでは、氷が溶けて本島から分離した「ウォーミングアイランド(暖まる島)」を米国人探検家と一緒に回る冒険ツアーも売り出されている。

 ヨルダンでは王室系非営利組織(NPO)の王立自然保護協会が国内7ヶ所の自然保護区で野鳥観察やトレッキングを楽しむツアーを始めた。観光客が土産として手工芸品などを購入するため、保護区の住民の生活向上にもつながっている。

 韓国では農業体験を組み込んだツアーが登場。都市部に住む参加者が週末ごとに畑を耕しに郊外を訪れる。主催者はソウル近郊にある京畿道の地元自治体。年間320万ウォン(約39万円)の利用料で農地付きログハウス10軒を提供。参加申し込みの倍率は134倍に達した。

※今後、ますますラインアップが増えていきそうな旅行内容ですね。のんびり、自然体験いいかも!
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
こんばんは!みやまなさん!

>ぎっしーさんの日記に追いつけー(*^^)v
ありがたいコメントですね。しかし、体無理なさらぬように。

>妹夫婦が新婚旅行で鯨を見に行ってましたよ。
いいなぁ~大自然を航海する鯨。よく、写真集とか本屋さんで売ってたりするイメージのやつですよね。きっと。

>おみあげが「カンガルージャーキー」
でちょっぴり引きましたけど。。。(@_@;)
やっぱり、カンガルー味??
ぎっしーさんの日記に追いつけー(*^^)v

最近読めてなかったんで(^^ゞ
オーストラリアは、妹夫婦が新婚旅行で鯨を見に行ってましたよ。まだまだ自然がいっぱいなところみたいですし。
↑おみあげが「カンガルージャーキー」
でちょっぴり引きましたけど。。。(@_@;)
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