ギリシャの首都・アテネにあるナショナル・ギャラリーで9日、ピカソの絵画など2点が盗まれました。
盗まれたのは、1939年に描かれたピカソの「女の頭部」と、オランダの画家・モンドリアンの作品の2点です。9日早朝、美術館の警報機が作動し、警備員が現場に駆けつけて犯人を追跡したものの、その後見失ったということです。
犯人はベランダの小さなドアを壊して侵入、絵画を盗んで逃走するまでわずか7分の犯行でした。また、盗まれた2点のほかにもう1点の絵画も額縁が外され、床に放置されていたということです。警察では、監視カメラの映像などをもとに犯人の割り出しを急いでいます。(10日05:10)
