半導体大手のルネサスエレクトロニクスが、テレビに接続して多チャンネル放送や映画などの動画配信サービスを受けるための端末「セットトップボックス(STB)」の超小型版を開発し、日米のメーカー7社が製品化を検討しているそうです。
大きさはUSBメモリー程度で、“弁当箱サイズ”の従来品と異なり、手軽に持ち運び可能だそうです。
自宅の別の部屋や外出先のテレビにつなぎ替え、インターネット経由で動画配信を受ける使い方ができるそうです。
同社は、米ラスベガスで催される世界最大規模の家電見本市、CESの開幕に合わせ、試作品を現地で10日に発表するそうです。
製品サイズはメーカーの仕様によって異なるようですが、基幹部のボードは、設計改良で従来の約10分の1、65ミリ×21ミリ×11ミリに抑えたそうです。
テレビとスマートフォン、パソコンなどとの間で動画をやり取りすることもでき、自宅の複数台の映像端末を簡単にネットワーク化することが可能だそうです。
これだけ小さくなると、使われ方が広がりそうですね。