8日夜、兵庫県市川町にある宿泊施設のレストランで、炭火で鍋料理を食べていた地元中学校のPTAのメンバー21人が一酸化炭素中毒で病院に運ばれました。
8日午後8時すぎ、兵庫県市川町にある宿泊施設「リフレッシュパーク市川」の従業員から「鍋をしていた客が気分が悪くなり、一酸化炭素中毒の症状が出ている」と通報がありました。警察によりますと、市川町立瀬加中学校のPTAメンバー21人がレストランで炭火を使って鴨鍋を食べていたところ、全員が体調不良を訴え、病院に運ばれました。いずれも軽症だということです。
「炭を使っているのに換気扇が回っていなかったみたいです。(換気扇の)つけ忘れぐらいしか考えられない」(施設職員)
このレストランでは普段からいろりを使った鍋料理を提供していますが、当時、換気扇は動いておらず、窓も閉め切られた状態だったということで、警察はレストランの従業員から事情を聴くなどして原因を調べています。(09日06:00)