南極海で活動している日本の調査捕鯨の監視船にオーストラリアのNGO団体に所属する複数のメンバーが乗り込んできたことがわかりました。メンバーは反捕鯨団体「シー・シェパード」を支持しているということです。
水産庁などによりますと、日本時間の8日午前5時半ごろ、オーストラリア南西の沖合で活動中の調査捕鯨の監視船「第2昭南丸」にオーストラリアのNGO団体のメンバーが乗ったゴムボートが近づき、3人が乗り込んできました。3人は20~40代のいずれも男性で、反捕鯨団体「シー・シェパード」を支持しているということです。
「(メンバーは)有刺鉄線などの防御柵をくぐり抜けて日本の船に乗り込み、現在も拘束されています」(NGO 「ForestRescue」広報)
日本の調査捕鯨船団に対する妨害活動はアメリカの反捕鯨団体「シー・シェパード」によるものを含めて、今年3度目です。(08日17:11)