民主党の輿石幹事長は消費税率引き上げを含む「社会保障と税の一体改革」の素案がまとまったことを受けて、週明けにも野党側に幹事長会談を呼びかける考えを示しました。
「一応、呼びかけは早くしても、いつ実現するかはそれぞれ都合がある」（民主党 輿石東幹事長）
輿石氏は「消費税率引き上げに関する法案を今年度中に提出することは２００９年当時の自公政権が決めたことで、自民党なども協議には応じるはずだ」と語りました。
「けじめなしにズルズルやろうぜというのは民主制の根本的な否定になると思いますね」（自民党 谷垣禎一総裁）
これに対し、自民党の谷垣総裁は「消費税率の引き上げは民主党の政権公約（マニフェスト）と異なっており、衆院を解散して国民に信を問うことが先だ」として、協議には応じない考えを強調しました。（08日15:12）
